〜子どものやる気を奪ってしまう原因とは〜
はじめに
少年野球は、子どもにとって大切な成長の場です。
体を動かす楽しさ、仲間との協力、努力することの大切さを学べる素晴らしい経験になります。
しかし一方で、親が良かれと思ってやっている行動が、実は子どものやる気を奪っているケースも少なくありません。
この記事では、少年野球において
親が無意識にやってしまいがちなNG行動と、
子どもが前向きに野球を続けるための関わり方を解説します。
NG行動① 試合や練習のたびにダメ出しをする
試合後、ついこんな声かけをしていませんか?
- 「あのエラーは何?」
- 「なんであそこで振らないの?」
- 「ちゃんと練習してる?」
親としては上達してほしい一心でも、
子どもは“責められた”と感じてしまうことが多いです。
特に低学年のうちは、
試合内容を細かく反省できるほどの理解力はまだありません。
👉 試合後は
❌ ダメだった点
⭕ 楽しかったこと・頑張ったこと
を先に聞くのがベストです。
NG行動② 他の子と比べてしまう
「〇〇くんはもうレギュラーなのに」
「同じ学年なのに差がついてる」
この“比較”は、子どもの心を静かに削ります。
- 成長スピードは子どもによって違う
- 得意・不得意もそれぞれ
- 今できなくても、後で伸びる子は多い
比べるべき相手は“昨日のわが子”だけ。
小さな成長を一緒に喜べる親の存在が、
子どもの自信につながります。
NG行動③ 親が本気になりすぎる
少年野球でよくあるのが、
子どもより親の方が熱くなってしまうケース。
- 審判や指導者への不満
- 試合結果への過剰な落ち込み
- 勝敗で機嫌が変わる
これを見ている子どもは、
「負けたら怒られる」
「失敗できない」
と感じ、プレーが萎縮してしまいます。
👉 野球は子どものもの。
親は一歩引いた応援がちょうどいい距離感です。
NG行動④ 家でも野球の話ばかりする
毎日のように
- フォームの話
- 試合の反省
- 練習メニューの話
をしていませんか?
野球が好きでも、
常に野球の話をされると疲れてしまう子も多いです。
👉 家は「安心できる場所」であることが大切。
- 学校の話
- ゲームの話
- 友だちの話
野球以外の会話も意識的に増やしましょう。
NG行動⑤ 親が指導者になってしまう
家での自主練中に、
- フォームを細かく直す
- 指示を出し続ける
- ミスをすぐ修正させる
これは逆効果になりがちです。
子どもは
「どうせまた言われる」
と感じ、自分で考える力を失ってしまいます。
👉 家では
✔ 見守る
✔ 褒める
✔ 求められたら答える
このスタンスがベストです。
NG行動⑥ 結果だけで評価する
ヒットを打った、打てなかった。
エラーした、しなかった。
結果だけを見て評価すると、
子どもはチャレンジを怖がるようになります。
本当に大切なのは、
- 思い切ってプレーしたか
- 最後まで諦めなかったか
- 仲間を応援できたか
👉 プロセスを褒めることで、
子どもは自然と成長していきます。
親が意識したい理想の関わり方
NG行動を避けるために、
次の3つを意識してみてください。
- 結果より気持ちを見る
- 比べず、昨日より少しの成長を喜ぶ
- 野球を「楽しいもの」で終わらせる
少年野球のゴールは、
プロになることではありません。
- 野球が好きでい続けること
- 努力する楽しさを知ること
それが一番の成功です。
まとめ
親の関わり方ひとつで、
少年野球は「最高の思い出」にも「苦い記憶」にもなります。
無意識のNG行動を減らし、
子どもの気持ちに寄り添うことで、
野球はもっと楽しく、価値ある経験になります。
👉 「また野球やりたい」
この一言が聞けたら、それだけで大成功です。

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